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新谷英記

All arrangement & Sound Produce

Recording , Mixing , Mastering

 

 

 

いい音楽を聴くとね、必ず腹が減るんですよ …

 

「矢野ゾミというシンガーソングライターをはじめて見掛けたのは何年前だったろうか、ロングヘアの快活な彼女は、オリジナル曲なんて全然出来ませんよ~と明るく言ってたのを思い出す。

 

今回オリジナル12曲入りの初フルアルバム、完成おめでとうございます。

 

今この瞬間の「矢野ゾミがフルに醸し出ているアルバムだと思います。

 

ひとつのスタートラインでもあるこのアルバム、これからの無限の変化の肉付けがさらなる「矢野ゾミを期待感でワクワクさせます。

 

本来彼女は生ギター一本で勝負するスタイル、このアルバムでは1曲目の箱庭がそうなのですが、バンドサウンドと言う話ももらって、2曲目からは自由好き勝手にやらせてもらいました。

協力してもらったBORDERメンバーのみなさん、ご苦労さまでした。自分含めて皆さん、いい意味でのゾミ地獄でしたね。

 

改めてマスター聴きながら書いてますが、

 

なんか腹が減ってきましたね… 。

 

 

 


 

 

Shinji

Electric Guitar

 

 

ゾミちゃんのレコーディングの依頼を受けたあと、ギター入れする曲を聴いて、まず、思ったのは、とにかくVoにパンチがあるから、どれだけ邪魔しないギターを弾くかっていうのがオイラの課題でした。

 

中でも難しかったのはBloody Midnight。

これはVoに特に癖も圧もあること、リズムのギミックがあること、どこでVoとアコギをPick Upさせるか、Voのある部分でどこまで弾くかとか、いろいろと悩んだ曲でした。

 

あと、初めて聴いてすぐにイメージできたのは2020。

Blueなロック調で、フレーズもメジャーコードに7thを当てると雰囲気が出るなと。

 

全体的に曲調がカラフルでパンチがあるから、最後まで飽きずに聞ける仕上がりになってるなと思ったよ。

面白くて、しかも難しいレコに誘ってもらって、ギターを弾くのが楽しかったです。

 

とにかく、お疲れ様でした!

 

 


 

 

タニモトヨシノブ

Bass

 

 

ベースを担当したタニモトです。「矢野ゾミさんといえば小柄でケラケラ笑う可愛らしい女性である。が、ステージでの彼女は男前!キレシャウト!新喜劇の未知やすえネーさんスタイル、非常に個性的な楽曲が多い彼女、裏やら変調やらが目白押し、それに加えて自分は物覚えの悪いときとる、とくにスイミンググレーと血塗れの夜は聴きまくったおかげで、ずっと頭の中で流れてた。まさにゾミ地獄…。 

が、その甲斐あり、かなりシンクロ率の高いベースラインが入ったかなと思う。

徳大寺有恒風に言うと「僕はね、いい音楽を聴くと頭に残るんだよね〜」であろうか…。

今回、ZOZOのレコーディングに参加させて頂き嬉しかったです。ありがとうございました〜!。

 

 

 


 

 

三谷京

Chorus

 

 

コーラスを担当した三谷京です。「矢野ゾミと初めて出会ったのは薄暗いLIVE HOUSEの片隅だった。雨の路地裏で子猫を抱いた、寂しがりや特有の蛍光灯のような明るさと豆電球の如き孤独を携えたOh my littlegirl。そこから始まったゾミ地獄…。毒を食らわば皿までのような美しい日々。その甲斐があったのかなかったのか、とにかく良いボーカルを引き立てられればと頑張ってコーラスしました!色々と至らないところがあったかもですが快く受け入れてくれてありがとうございました!

徳大寺有恒風に言うと「僕はね、いいボーカル聴くと背筋がピンピンするんだよね〜」

お疲れ様でした!ありがとうございました!

 

 

 


 

 

川本まい

Design , Photo

 

 

幼馴染のゾミ(いつも本名で読んでるけど一応)が、学生時代から弾き語りをずっと続けている。(今は歌詞も書くからシンガーソングライターというのかな)そんな彼女がついにCDを作るぞ!ということで、写真を仕事にしている私もCDをデザインするという初めての挑戦を。ゾミの家にCDが届くまでただただ緊張しましたが表紙など、色々作りました。

 

―デザインについて

イメージ作りのため香川県にあるライブハウス高松ビートルズへ。

実は私も学生時代に1度訪れたことがある場所。懐かしいライブハウスの印象的な扉周辺でゾミの撮影を行いました。

黒い服を着た彼女が、ポスターがたくさん貼られた煉瓦の壁や階段の赤い屋根に浮き立つようでした。

 

ゾミにとって思い入れが深い高松ビートルズを見て、収録されている曲のコントラストや秘めた反骨心のようなものも表現してくれるのではないかなと思い、デザインに取り入れました。 

 

 

平日働いて、週末はいつも色んなところにギターを持ってひょいひょい遠征に行くゾミ。SNSで更新される写真を見るたび、なんか楽しそうにしとるな~と思ってたけど、今回改めて「こいつは好きなことを、好きにできる人なんや」と確信(笑)

 

好きなことを、好きに、これはもちろん良い意味で。大事なことやな、と思うのでした。

4/13(土)リリースするアルバム「ZOZO」を持って春は行脚するみたい。

みなさん、よろしくお願いします。