アコースティックライブvol.791
終演しましたー。
ありがとうございました！
リード曲:フォークソングス
かたちなきもの
すくえない
ほんの少し
あとちょっとだけ
まだ大丈夫
まだ大丈夫...
フォークソングス
精一杯の力で
突き刺され
こうする他ないのだ
こんな歌じゃ
こんな歌じゃ
かたちなきもの
すくえない
あふれた
こぼれた
落ちた
落ちた
あの日から
フォークソングス
投げられた匙の中
立ち尽くす
逆さまの僕
こんな歌じゃ
こんな歌じゃ
以下セットリスト。
1:声の破片
2:C&R
【MC】
3:てのひら
4:フォークソングス(リード曲)
5:クロスゲーム
今回のフライヤーはこちら。
本当は
匙、スプーンに着目して作った
フライヤーだったのですが、
そこから曲を描いたら
フォークが
軸になりました笑
自分の中で
何かが外れる瞬間って
あると思うんですけど。
それって本当に
表面張力で
目一杯ギリギリまで
耐えて耐えて、
「まだいけるだろう」
と思っていて。
そこで
ほんの少しのさじ加減で
加えられた何か。
その瞬間に
崩れ落ちてしまうんですよね。
抽象的で
伝わらないかもしれないですけど笑
そんな感覚を持った時に、
ふと我に返ってみると
「匙にはなりたくない」
と思っている自分がいて。
現に自分は
フォークなんじゃないか、と。
匙でしたら
形のないものも
きっとすくえるでしょう。
液体か、
はたまた
心か。
だけども私は
そういうものは
すくえない。
どちらかと言えば
尖ったもので
突き刺している。
傷つけている。
何かを途中で投げ出すことを
「匙を投げる」
なんて言いますが、
私は
一般的に"こうあるべき"という
概念に則ることは
投げた訳で。
匙にはなりたくない。
でも
もし自分が仮に匙だったら？
投げた匙を
覗き込めば
逆さまの自分。
「逆だよ。」
きっと
匙からの願い下げだろう。
匙にはなれない、
誰もすくえない、
こんな自分じゃ。
こんな歌じゃ。
そんなちょっと
途方に暮れている、
後ろめたい感情を軸に
ライブを組んでみました。
もちろん、
刺そうと思っても
刺さらないものもある。
本来すくうべきものに
刺さるはずがない。
でもそこに対して
ちっぽけだ、
勝手に震えてろ
うっとおしいな、
と言い捨てる
自分の冷淡さから
いつかのリード曲として作った
「声の破片」と
「C&R」を。
そこから
そんな自分に後ろめたさや、
虚しさを感じる現状。
あの日の僕が突き刺さる、
無くしてしまった
こぼれ落ちた、
と歌う「てのひら」。
今回のリード曲の
橋渡し役の為に
生み出されたんじゃないかと
錯覚するほどに
これだ、と思いました。
そこからリード曲
「フォークソングス」。
フォークソングス
と言うだけあって
フォークソングを
意識したのですが、
あまりそうは
ならなかったですね笑
しかしながら
自分の中でも珍しく
感情にのせて
シンプルに書きあがった
曲なので、
意味合いは強いです。
大切に育てていきたいです。
感情が交錯して濁り溶けてゆく、
空回り、間接的、
手こずり過ぎよ、
と
自分に向けて投げた
「クロスゲーム」。
今回のライブは
なんだか不思議な感覚の中に
ありました。
自分の存在について
見つめ直し、
ZOMI という
シンガーソングライターを
見つめ直す。
今までで1番
自分に向けて打った
ライブに思いました。
今だから言うけど
聴き手のことは悪いけど
本当に考えていなかった。
ある種"投げたライブ"
だったかもしれません。
だから
ふわふわしてたのかな。笑
いつものライブとは
違った感じになったと思います。
それは意図的に
そうしたのだけども、
また課題や
そのライブの意味も見えてきて
頑張らなくては、
と思っています。
そう言えば余談ですが、
久しぶりに見た
松岡さんのライブが
目に見えて変わっていて
すごく刺激を受けました。
この半年やそこらで
伸び幅がすごいなぁ、と。
果たして
自分はどうなんだろうか？
と
自問自答して、
またへこんだ夜でした。笑
それでも嘘偽りなく、
自分に正直に
やっていきたいから
これは精進していくしか
ないのでしょうね。
どうせ
誰かのために
やってるわけでもないし、
誰かをすくうための
歌でもないんだから。
まぁぼちぼち
やっていきますよ。
次回はプログレスライブ！
1年に1回のお祭りです！
何気に参加するのは
初めてなのです！
楽しみー(´ｰ｀)♡
よろしくお願いしますね！