アコースティックライブ


アコースティックライブvol759

終演しましたー。



ありがとうございました。





リード曲「冬空に、雨。」



ため息は白く溶けて

冬空は白く低く

かじかむ手白く冷えて

吐く息は

また白く溶けた


触れそうなほど近くに

なのに

触れたのは

こぼれ落ちた雫

こんなにも寒いのに、雨。

こんなにも。冬空に、雨。





セットリスト

1:リード曲「冬空に、雨。」

2:対岸の灯火

3:Ant march

【MC】

4:ほどけたピアス

5:クロスゲーム






ひとまず、

ここ最近のライブの

「リード曲」について

前解説を。



私は1本のライブに

ストーリーを乗せてみる、

というのに

最近挑戦しているわけですが

(詳しくは

   これまでの日記参照)




「リード曲」には

実は縛りがありまして。


気がついている人も

いるかもしれませんが。



1つ前のライブで配布している

フライヤー。

この文言にかかるものから

組み立てています。





10月フライヤー

「バットエンドであれ」

  →「フィクションなら」


11月フライヤー

 「策者、策に溺れ

     作者、作に沈む」

 →「溺れる人、沈む人」


12月フライヤー

  「あの子がほしい、

      欲しくなるのは、

      他人の物ばかり」

 →「冬空に、雨。」




うーん

タイトルだけでは

全然わかりませんな。笑



めんどくさいので

歌詞は載せてませんが←

気になる方は

遡ってみてください。





そうすると

フライヤーを見て

また次のライブが

違った見方で

楽しめるかと思います。





続けられそうになければ

やめる日も

来ると思いますが笑


今のところ

なんとかなってるので

続けてみます。




この文言に対して、

あいつはどんな曲を

持って来るんだ?


っていう

前入りがあると、

また見えて来るものは

変わると思いますので、

よかったら

ご参考までに。










今回は

「あの子がほしい、~」

を軸に組んでみたのですが、

どうでしたかね。




冬なので、

切ない感じを出したくて。



あとそれに乗っかって

「雪」をテーマに作りました。





待って、

待って、

待ち侘びて、


なのに来ない。




こんなに近いのに。







雪が降りそうで、

降らない。


手が触れそうで、

触れられない。




こぼれ落ちた「雫」。





こんなにも、

寒いのに、雨。


こんなにも、

想うのに、涙。





私の育った街は

あまり雪が降りませんでした。



子どものころ感じた


どうもできないで、

待ち続ける切なさ。




それってどこかにある

恋の形にも

似てるような気がして。


 




今回のリード曲は

個人的にお気に入りなので


たぶん今後も時々

耳にするかと思います。






ちなみに本番

歌詞間違えました。笑


でも結果オーライ。


間違えた歌詞の方が

よかったので

そっちに合わせました。








他の曲は


届かない切なさ

それに反して

強気でいけばいいのに、

という感情


雪に因んで

「踏み潰される」

真っさらで幼い純粋な心



なんかを

イメージして組みました。







でも


今回のライブは

自分の中では

「失敗」だったんです。



ミスタッチ然り、

普段のライブとは違う

イメージや曲調を

並べて臨んだもので。






あぁー

やっぱり私は

こんなライブは

できないんだなぁー


とヘコんで帰ると、





聴き手の方々から


「よかったよ!!」


という声がありまして。









すごく衝撃でした。









やっぱり演者と聴き手で

違う世界が

見えるんですね。



わかっていたつもりでしたが、

全然、

わかっていませんでした。笑







逆にわかったことは、

イメージはぶち壊すものだ、

ということ。



実際にライブ音源を聴くと

全然「アリ」でした。






意外でした。






なんだって

やっていいんだ。


ステージでは、

自由なんだ、と。





いい意味で

自信に繋がりました。







また面白い

ライブになったなぁ、と

思いました。





さて、

次はどうしようかな。



また新しい発見を

楽しみにがんばります!